▫日本における電動キックボードの位置づけ
日本では現在、原動機付自転車に分類されていて、公道を走るうえでは原動機付自転車以上の運転免許証を携帯の上、ヘルメット着用、ナンバープレート、ミラー、ウィンカーの設置が義務付けられています。
2021年から経産省の新事業特例制度で認められ、公道の*実証実験が行われている特定エリアに限ってヘルメットの着用が任意になりました。
*実証実験:民間企業が新製品や技術の実用化に向けて実際の環境で検証を行うこと。
警視庁HPより (特例電動キックボードの実証実験の実施について)
産業競争力強化法に基づき、令和3年1月、事業者から経済産業大臣に新事業活動区域において貸し渡される電動キックボードに関する特例措置の要望書が提出されました。これを受け、令和3年4月、国家公安委員会及び国土交通省において「道路交通法施行規則」及び「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」の適用に関して新たな規制の特例措置を講じられたことから、本特例措置の対象となる電動キックボード(以下、「特例電動キックボード」という。)の通行に関する安全性等について検証するものです。